ドヴォルザーク交響曲第9番「新世界より」の聴きどころ
クラシック音楽をあまり聴いたことがない人でも必ず聴いたことのあるメロディがいくつも登場するドヴォルザーク交響曲第9番「新世界より」。
全部で40~50分程度ある交響曲ですが、これから初めて聴く人がよりトライしやすいよう聴きどころをいくつかピックアップしてご紹介していきます。
ドヴォルザーク交響曲第9番の楽曲データ
作曲者名 | ドヴォルザーク |
楽曲名 | 交響曲第9番「新世界より」 |
楽曲編成 | 第1楽章〜第4楽章 |
目安分数 | 全4楽章でおおよそ40〜50分程度 |
ドヴォルザーク交響曲第9番の聴きどころ
第1楽章
開始1分経ったくらいの場面
全部で4楽章あり起承転結でいうところの「起」にあたる第1楽章。↓の動画の部分からは、これから何か始まるのではないかというゾクゾクとしたワクワクを感じさせられます。
第2楽章
日本でも長らく「遠き山に日は落ちて(家路)」として、学校の下校時間のBGMやキャンプファイヤーなどで親しまれてきたメロディです。コーラングレ(コール・アングレ/イングリッシュ・ホルンとも)のソロによって演奏されます。
日本人が一度は必ず聴いたことのある有名なメロディ
第3楽章
疾走感あふれる旋律
第3楽章は疾走感あふれる旋律と、明るく牧歌的な部分が交互に表れます。序盤の疾走感あふれる箇所はとてもカッコよく、前のめりで聴き入ってしまいます。
第4楽章
冒頭部分
第4楽章の冒頭がまず大きな聴きどころです。
誰でも一度は必ず聴いたことのあるメロディですが、めちゃくちゃアツい部分!
シンバル
40〜50分ある曲の中で、シンバルが一発だけ(しかも優しい「パシャン」という音)登場するのですが、この部分も必見必聴。初めて生演奏を観る方はシンバル奏者がいつ打つのか、是非見守ってください。このシンバルの直後にクラリネットソロが続きます。
フィナーレ部分
第4楽章冒頭のメロディが再び流れたあとに、トランペットの高らかなファンファーレが鳴り響き、壮大なクライマックスを迎えます。
最後に
いかがでしたでしょうか。
お気に入りの部分があれば、そこに至るまで・そこから展開していく物語がありますので、是非その前後や全曲を通して聴いてみてください!